〜 迷子隊コサムイ大作戦《タイ》 by 迷子隊(せんだ&kiko) 〜

WTC海外交流旅行に参加した迷子隊によるコサムイ奮戦記をどーぞ!


【出発&コサムイ】



第一章 嵐の前の静けさ

 13日、メールにて、集合時間、場所、装備、連絡網の確認が済む。この時点で、隊長せんだは6:05上野着。6:45京成線にて成田へ。隊員kikoは7:50日暮里より成田へ。ところが、夜になり14日の深夜から関東は大雪との連絡が入る。先週、大雪で交通機関が麻痺したばかりであったため、隊員が調査を開始。



第二章 緊急対策会議

 14日、12時に対策会議を開く。日暮里発の隊員も、6時に上野に向かうことになる。その時点で、京成の状況を伺い、危険な場合は箱崎に向かいチェックインをすまし、7:08発の京成に変更する。問題なければ、共に6:46に乗り込む。以上が決定となる。隊長は夜行にて、隊員は支部にて降雪状態を監視。



第三章 合流

 15日、6時、京成線、定刻での運転を確認。隊員は、隊長を出迎える。無事、特急に乗車し成田へ。チェックインを済ませ、タイエアに向かう。タイエアのスチュワーデスさんは、ナイスバディに民族衣装をまとい、掌を合わせて迷子隊を出迎えてくれた。機内は、ジャスミンの香りがする。機内食は、とりわけ変わったものでは無かったものの、着陸前の軽食で、和菓子が出されたことに驚く。いつもの書類が手渡されるが、迷子隊には申告しなければならない物があった。鳥3羽である。焼き鳥は、加工品であるため問題ないと考えられるが、鷹とカモメはどうすべきか……(この時、鷹が実は海の怪獣であるとは、夢にも思わない2人であった)。
 定刻、未知の地、バンコクに着陸。タイエアのサービスはすばらしいものであった。



第四章 ディレイ

 ここまで、意外な程順調に来た迷子隊であったが、空港内で軽い迷子になる。フロアを2、3度行き来し、漸く国内線の場所を確認。但し、ここでまた、駐車場に行ってしまい、優しい係員さんに教えてもらう。まっすぐな通路に来てから、焼丸師匠の説明を思い出す2人であった。十分すぎる時間が経過し、チェックイン。ここで、サムイに行った人の大半が経験したディレイに、迷子隊も遭遇させて頂く。1時間と少しのフライトの後、着陸したのはおもちゃのような空港であった。ここで、りん☆乙姫様に出会う。迷子隊は有名らしい。ワゴンに乗り、ホテルへ向かう。



第五章 ふふふのホテル

 コサムイのホテルは一泊朝食付、ふたりで1600B。一人あたま800B。んがっ!、部屋ひろ〜い、ベットよ〜し、バスルームひろ〜い、タオルあ〜る、お湯もで〜る、エアコン効きまく〜り、クッキーにコーヒーまで〜。快挙である。そしてプールサイドで皆様とお茶を楽しむ……はずだったが、そのとき迷子隊は疲労がピークに達しており、意識モーローじょうたい。あえなく沈没。
 翌朝、ビーチに立ったわれわれを待ち受けてたものは、鳥さん3羽とりん☆乙姫様のハズだった。だったのだが、1羽は鳥類ではなかったのだ! 海面からざばっと顔を出したそのよーすは、まさしく海坊主!さんだった(ごめんなさい)。ここで、地球を守る為、「迷子隊隊長自ら出動!」のはずが、隊長は泳げなかったのであった。



第六章 あらたな誓い

 翌朝、隊員は海岸でぼーっとしていた。徐々に、空が明るく赤くなり、見事な朝焼けに感動した。コサムイはほんとにほんとに良いとこだった。太陽と青い海とおいしい食べ物、そしてのんびり。ビーチでこんがり焼きながら、しあわせをかみしめる。ココロすさむ日本のOL達は、慰安旅行と称して来年も来ることを、海と青空に誓ったのだった。そして一路バンコクへ。「もっとここにいたいよ〜!」




次ページ(コサムイ大作戦2)へ!

ホーム位置WTCホーム位置WTCご紹介