【1月15日(木曜)/3日目】
『クルーズ&ダイビング!』 No.07
早朝、ピックアップのテンソウに揺られナトン港へ。ここから、大型のダイビングクルーズ船に乗って出航。ダイビング・ポイントまで、約2、3時間のクルージングの旅だ。
朝食をとりながら、ダイビング手続きとブリーフィング。日本人のカップルもいる。彼女のほうはCカードを持っているけれど、持っていない彼氏の体験ダイビングに付き合うそうだ。私はファンダイブなので、彼女らとは別々に潜ることとなる。ここは体験ダイビングでも遠くのいいポイントで12メートルまで潜らせてくれるらしい。関西系でノリのいい彼女らはとても面白く、いろんな話で盛り上がる。現在のサムイの物価とか情報も仕入れる。
腹ごしらえすると、デッキへ上って横たわる。コパンガンを通過、青く美しい海原、小さな飛び魚が滑空する。しばらくして、コタオが見えてくる。その手前の小っこくかわいい岩が、今回のポイント「セイル・ロック」だ。
すぐにファーストダイビング。岩の周囲20から25メートルのポイントを遊泳する。透明度はいまいち。海上の景観は素晴らしいけれど、水中は絶好というほどではない。
昼食を済ませ、船の周りを泳いだり、デッキで寝ころがったりして遊ぶ。私とバディを組んだ若い男性の彼女が、また超美人。金髪でスタイル抜群の彼女は、トップレスにこそなっていないけれど、素肌にタンクトップだから乳首の形までよくわかる。バディのよしみで彼女とも仲良くなる。ダイビングする彼に付き合ってクルージングに参加しているだけで潜らないそうだ。
セカンドダイブを終えると帰途につく。再び優雅なクルージングのひとときだ。
『庭には2羽トリが、予定外のトリまで?』 No.08
クルージングを終え、夕暮れの宿のまえでテンソウを降りる。
「おーい、たかさーん……」
はて、妙な呼び声が……。空耳かなぁ? でも確かに日本語、それも焼丸さんの声だ。レストランのほうに目をやると、SEA GULL&焼丸さんの姿が……!
「あれ、焼丸さん、どーしたのぉ? なんでいるの?」
「いや、大雪が降るってことで、急遽、出発を早めちゃって。ひょっとして、ほかの人たち、遅れたり、来れないかもしんないよ」
「そう……、で、ここの宿に泊まってるのー?」
「もっといいホテル、ワールドリゾート……」
「え、りん☆さんが泊まる予定のところじゃん。さては焼丸さん、狙ったなー」
「違うって。空港で探したら、ユーフォリアとそこしかなかったんだから……! それから、ちゃんと成田でたいまんさんと会えたよ。バンコクまで一緒のUAで来たから」
そうこうして、シャワーを浴びて着替えたあと、私の馴染みの安レストランで夕食をとる。焼丸さんはトムヤンクン。それって、さっきも食べてたじゃん!
『WTC女性陣三名参上!』 No.09
夜9時。焼丸さん、SEA GULLさん、私の三人で、WTCのみんなと待ち合わせの場所へ。せんだ姫とkikoちゃんが滞在予定のユーフォリアのロビーだ。
ロビーへ行くと、迷子隊(せんだ&kiko)が、なにやらフロントでもめている。空港でのピックアップの件らしい。英語の堪能なSEA GULLさんが助け船を出す。
少し遅れて、りん☆さんもやってくる。インターネットで手配したはずのワールドリゾートに予約が入っていなかったらしい。でも、空いているのでOKだったとのこと。みんながそろったところで、ここのプールサイドのレストランでわいわい。やっぱり高級ホテルは飲み物代も高い。
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