シリア
『広大なパルミラ』
小高い山の頂きにあるアラブ城砦をくだって、パルミラ遺跡を徘徊。広く壮大な遺跡群だ。原型をとどめていない部分も見受けられる。が、巨大な建造物や石柱群、それらが延々と続くさまは、繁栄した当時を偲ばせるに足りる。
シリアという国は、素朴な面が多く残され、物価も安く、とても旅しやすい。しかし、ここパルミラの街は観光化され、モダンな土産物屋やレストランが建ち並ぶ。遺跡の近くにはテント生活をするベドウィンの民もいる。観光を糧にしているようだ。メジャー故の宿命かもしれない。
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