【ラオス&タイ北部旅行報告】


●日程
 1999年8月4日(水)〜14日(土)の11日間。

●旅行ルート(=鉄道、−陸路、〜水路、:徒歩)
 [タイ]ドンムアン=ノンカイ−[ラオス]ビエンチャン−ルアンパバン〜フェイサイ〜[タイ]チェンコン−チェンライ−チェンセン−ゴールデントライアングル−メーサイ:[ミャンマー]タチレク:[タイ]メーサイ−チェンライ−チェンマイ−スコータイ−ドンムアン

●旅費
 無料航空券:往復共ビジネスクラスにアップグレード。(ユナイテッド)
 現地費用 :約1万6000円。(ビザ代を除く)

●両替
 1バーツ(タイ)=約3.1円(日本)
 1バーツ(タイ)=255キップ(ラオス)

●国境情報
[タイ〜ラオス(ノンカイ−ビエンチャン)]
 友好橋のバスが10バーツ。ラオスのビザが30ドル。ラオスの入国税が20バーツ(又は6000キップ)。

[ラオス〜タイ(フェイサイ−チェンコン)]
 ラオスの出国税が20バーツ(又は6000キップ)。メコン河の渡し舟が20バーツ(又は5000キップ)。

[タイ〜ミャンマー(メーサイ−タチレク/往復)]
 タイの手数料が50バーツ。ミャンマーの手数料が5ドル。

●ビザ情報
[ラオス]友好橋
 友好橋のラオスのイミグレにて30ドルで取得可能。ビザの窓口で書類をもらい、記入してからお金とパスポートと一緒に渡す。書類には写真を添付することになっているが、無くても大丈夫(私は持っていたけど、写真を節約するために出さなかった)。
 ビザを取得した後にイミグレで入国手続き。入国税が20バーツ(又は6000キップ)。ラオスは出入国ともに同一料金らしい。因みにタイは出入国ともに無料だった。
 ノンカイではビザ取得代行の客引き(旅行代理店やトゥクトゥク)がうるさいが、安く済ませたい人は無視すること(40〜50ドル程度でいろいろと世話をしてくれるから、楽をしたい人にはいいかも)。

[ミャンマー]タチレク
 タイのイミグレの脇のオフィスで、パスポートとそのコピー2枚と手数料50バーツを渡す(コピーは側にある店にて5バーツで可能)。パスポートを預け、押印されたコピーを受け取り出国。ミャンマーのイミグレでは押印されたパスポートのコピーと手数料5ドルを渡して、預かり証を受け取り入国。
 帰路は、ミャンマーのイミグレで預かり証と引換にパスポートのコピーを受け取り出国。タイのイミグレにてパスポートのコピーと引換にパスポートを受け取り入国。
 タイやミャンマーの出入国印が押されたパスポートのコピーは、頼めば貰えるので記念に持って帰ろう(私は貰った)。

●その他(寺院、博物館などの名所は除く)
・私はバンコクには寄らずドンムアンから旅を始めてドンムアンで旅を終えた。タイ北部や東部への列車はドンムアン駅に停まるので乗車可能。バンコクへのバスもドンムアンに停まらない場合でも頼めば降ろしてくれるので試してみよう。バンコクに用がなければカオサンなどには寄らないことを薦める。

・ビエンチャン、ルアンパバン間の車窓からの眺めは最高。道もそんなに悪くないが、小規模の土砂崩れはよく起きるので、多少の足止めは考慮しておくのが無難。噂の山賊の心配はなさそうだ。曲がりくねった山道をぶっ飛ばすからそれなりに迫力もあるが、登りとなれば超スローになる。10時間程度の移動で、60000キップ(約750円)。

・ルアンパバンの郊外にあるクアンシー滝は想像以上に素晴らしいものだった。とにかく訪れてみることを薦める。

・ルアンパバン、フェイサイ間のスピードボートは、メコン河の景観が堪能できる。スピード感あふれる河上りも楽しめるが、小型ボート内はかなり狭いので、大柄な男性や窮屈な体勢での長時間移動が苦手な人は要注意。約7時間の移動だが、ボートによってかなり差もあるらしい。私のボートは食事休憩を含めて、3箇所も長時間停泊した。そのあいだ、素朴なラオスの村々の散策を味わえたが、8時間以上も費やされた。朝7:30からの出航開始となっているが、いつも遅れるようだ。私のときは約1時間遅れで第一便が出た。160000キップ(約1950円)。

・タチレクの物価はタイに比べると安いので旅に必要な日用雑貨はここで仕入れるのがいいと思う。但し、みやげ物には期待しないほうが賢明。

・スコータイ遺跡には早朝から午前中に訪れることを薦める。とくにこの時期、無数の赤い睡蓮が、池や山、遺跡の風景に映えてとても絵になる。


 ラオス&タイ北部旅行報告 おわり


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