【ボルネオ、ジャワ、バリ島の旅行話】
●前置き(旅から帰還)
1996年11月から12月に、ボルネオ、ジャワ、バリ島なんぞを巡ってきた。朝方、成田へ帰還。地獄のラッシュアワーのなか、ザックを抱えて家へ戻り、そのまま出社した。
●ブルネイのユースで相部屋になった白人女性
4人用ドミに2人っきり。なぜか彼女は、すんごく不可解な貧乏旅行者だった。それだけなら、ふーんって感じですみそうな話だけど、なんと彼女は絶世の美女だった……。
●バンダル・セリ・ベガワンの水上部落
世界最大と言われるだけあって、さすがに広い。商店やモスクや学校もある。自分の足とボートを駆使して徘徊する。貧乏な人々が住む場所ではなく、庶民が普通に暮らしている街。水道、電気をはじめ、テレビ、ビデオ、テレビゲーム、パラボナアンテナまである。知り合った人の家に招かれてわいわい。
●ボルネオ島縦断を断念
移動の難しさや日数上、ボルネオ島の縦断はかなり苦しいと判断。移動を断念する。横断する気はあまりなかったので、さっさとジャワ島へと高飛び。十数年前、旅人として大失態(沈没)をやらかし、叶わなかったジャワ島を横断することに決める。
●ジャカルタのニューハーフ
街角で出会ったオカマちゃんの一人。すごく綺麗な人だけど、やっぱり男性的な顔だち。だけど、立派なオッパイを持っていて見せてくれた。それでも怪訝そうな表情でいると、「ノープロブレムね。ちゃんとプッシーもあるわよ」と、私の手を取って内部を触らせてくれた。ふーむ、こんなになるもんだなぁ……。
●ジャワ島の風景
車窓や列車の情景を楽しむために、わざわざ昼行2等列車を選ぶ。いやー、旅ってほんとにいいもんだねぇ。
●ジョグジャ
なぜかとても気に入ってしまった街。
●ボロブドゥール、プランバナン
かつて逃してしまった訪れる機会。十数年の時を経て、再びチャンスが巡ってくる。こんどはしっかりとものにできた。
●バンコクからきた女の子
なぜかインドネシアでタイ人女性と意気投合。日本語ペラペラでチャーミングな25歳の可愛い娘。中国系のタイ人ってことだけど、日本人っぽくもみえる。ここへはパッケージツアー(2万2000バーツ)でショッピング。彼女は日系企業の秘書をしていて月給は2万バーツ。タイでは相当な高サラリーだ。こんど私がバンコクへ行く機会があったら、二人でチープなリゾートをしようってことに! 近々ラオスへ訪れるつもりなので、そのときにでも……。
●バリの安宿で出会った日本の女の子
オーストラリア(ワーホリ)帰りの女の娘二人。彼女たちはバリの空港で知り合い部屋をシェアしているらしい。旅行の話(ペルーとか北海道とか)で盛り上がり、ついでにWTCへも誘っておいた。クタ、レギャンは相変わらずというか増殖している。でも、街は整備されているし、ビーチも過ごしやすくなっている。
★ブルネイの雑感
やっぱりブルネイはかなりの金持ち。デパートなんか目を見張るくらい凄い。物価もちょいと高く、とくに宿はとっても高い。ユースだけは10B$と安いけど、次に安い宿は1泊で70B$もする(B$1=¥80)。ユースは勿論ドミだけど、ちゃんとエアコンを装備して、プールもあって、地理的にも便が良くてきれい。3日までは10B$で、1泊でも3泊でも同一料金。4泊なら15B$と言っていた。でもこのユース、運が良くないと、なかなか泊まれないらしい。
ボルネオ、ジャワ、バリ島の旅行話 おわり