【カンボジア旅行概況】  2006.12.28(木)〜2007.1.8(月)の12日間の日程にて 十数年ぶりのカンボジアへ訪れた。  年末年始と3連休を含めたドピークだったが、NWの2万マイルを使った無料 券にてプノンペンまで飛ぶことができ、昨今話題の破格の燃油チャージも取られ ず、けっこうリーズナブルに旅できた。十数年ぶりだったのに思ったほど物価が 上がっていないのも助かった(シェムリアプはわからない)。お隣のベトナムの 物価高騰を考えると、ちょっと信じがたい面もある。  今回のカンボジアの旅では、西方のシェムリアプ(アンコール遺跡)は再訪せ ず、半分の日程でカンボジア北部をうろうろ巡り、半分はカンボジア南部のチー プリゾートにてダイビングや島巡りやビーチでのんびり過ごした。  この時期のカンボジアは乾期のベストシーズンで、全日程とも好天に恵まれ、 エアコン無しのTシャツでちょうどいいくらいの絶好の気候だった。  街中では(田舎でも)現地通貨リエル(R)のほかにUSドル($)も普通に 使われ、1$=4000Rの固定レート換算で小店や市場やどこでも普通に使え た。両替屋ならば1$=4070R(店によって多少異なる)で両替できた。  ATMキャッシングも確かめたがドル引き出しになっていた。3つのATMで 試したが全てドルのキャッシングのみだったが、リエルのキャッシングができる ATMもあるかもしれない。ドルキャッシュは過去に安いレートで入手したもの が手元にあるため、ATMは試しただけで出金はしなかった。日本円を両替して くれる両替屋も見かけたが当然レートはかなり悪い。  宿代(GH)は、田舎や都会、リゾートなどの立地や環境で差はあるものの、 FAN部屋の水シャワー&トイレ付きで3〜7$だった。シャワー&トイレ共同 だともっと安い。エアコンと湯シャワー付きならば10ドルは覚悟したほうがい いだろう。  街の物価は、コーラ瓶1000R、コーラ缶1500R、ビール缶2000R、 バイタク2000R(近距離)、食事1500R〜(食堂や屋台)、レストラン 4000〜、といった感じだった。旅慣れていない人や交渉が下手な人はふっか けられるかもしれないが、そんな輩はそれほど多くはないように思えた。ふっか けられても1.5倍〜2倍程度のかわいいレベルで、バイタクや土産屋なんかは そんな輩もそれなりにいるが、街なかの普通の買い物ではそんなことはほとんど ない。田舎の小店や市場や食堂でも英数字や簡単な英単語を話せる人がむかしに 比べてけっこう多いのにはちょっと驚いた。  細かく集計はしていないが、現地で使った総費用は、ビザ代と出国税とダイビ ング代で約100$、その他(宿泊、飲食、移動、観光、買物)が約100$と いう具合だった。 《追記》 ・北部の小さな村カムピから小舟でのメコン河イルカのウォッチングはけっこう  印象的だった。 ・クラチェやコンポンチャム、古都ウドンもなかなか良かった。 ・シアヌークビルからダイビング船で2時間弱ほどクルーズした島でのダイビン  グはそれほどでもなかった。                        カンボジア旅行概況 おわり